二次災害〜謎の電話〜

前回「二次災害」の続きです。

知らない番号からの着信。

しつこく着信があったので、誰か知り合いかもしれない、と、恐る恐る出てみると…。

電話の主は、直接知り合いではないものの、ご近所に家を建てて引っ越して来られたおうちの奥様でした。

とても言い出しにくそうに仰ったのですが、更に衝撃の言葉。

おばあちゃんというのは旦那の祖母です。つまり私の義祖母。

同居はしていませんが、私が嫁だと知ってた近所の方が教えたらしく、電話番号もどうにかして入手したようでした。

 

「すみません、ちょっと確認するので一旦切りますね」と、今度は義祖母に電話。

そこのお宅のある道なんて、義祖母は絶対通らない道なので、そこにぶつけたのが本当に義祖母なのかもちょっと疑問でした。

義祖母に電話で確認。

「◯◯さんのお家の塀に車ぶつけませんでした?」と直球で確認すると。

 

「わたしゃぶつけたばってん、どげんもなってなかったばい!」

(私はぶつけましたがどこもどうもなってませんでしたよ)

 

…ぶつけたのか…。

再び被害のあったお家へ電話。

「すみません、うちのばあちゃんで間違い無いみたいです…、ちょっと確認に伺います…、本当にすみません…。塀に傷が入っちゃったんですかね?」と尋ねました。

 

「そうなんです、ちょっと傷が入っちゃったみたいで…」と苦笑。

(ちなみにとても上品な奥様です)

 

「年寄りなので目が悪くて気づかなかったのかも知れません、すみません」と、一応フォローしました。

 

それからすぐに、義母、義祖母と確認へ行きました。

ほんとに気づかなかった?

現場へ行きまたしても衝撃です。

これ…気づかない方が難しいよね…。

ちょっともう衝撃すぎて。。。

完全なる当て逃g

 

電話での奥様の「ちょっと傷が入っちゃって」という口ぶりと、義祖母の「気づかなかった」から、「ちょっとした擦り傷」を想像していました。

奥様は物凄いオブラートに包んでたんやなと更に申し訳なく(´-ω-`)

土下座したいくらいでした。。。

 

そして、その場で警察を呼んで、後処理まで済ませました。

これも二次災害、というはなし。

何故義祖母がいつも絶対に通らないその道を通ったかというと…。

こんな感じで通行止めが多いので、通りなれない道をあれこれ通り、ぶつけたようで。

まさにこれも、二次災害。。。

 

というか、

被害者の方からしたら、

通行止めのせいで知らんばあさんが家に車で突っ込んでくるとか、災害以外の何者でもない…。

まだまだ復旧しない通行止め箇所。

通行止め箇所を先日初めて確認したのですが、こんな感じに。

義祖母はよそのお宅に突っ込んで懲り、別の遠回りの道を使うかと思いきや…

通行止めの看板を車を止めて一旦避け、車を中に入れてまた元に戻す、ということをしているようです(´-ω-`)

 

「あの陥没箇所、いつ広がるかわからないですよ⁉︎死にますよ‼︎」と言ったものの、

「この辺の人はみんなやってる」とのお返事…。

 

確かにあの道を使わないとものすごく不便だということはわかるのですが…

私も実際そうだし…

 

でも命にはかえられないじゃん…(´-ω-`)

 

これもほんとに二次災害だなあと感じた事件でした。

 

はやく道路が復旧するといいけど、なにしろ普段殆ど人が通らない道なので、まだまだ後回しだろうなあと、いろんな意味で疲れます。

もちろん、大きな被害に遭われた方ほどでは一ミリもありませんが…。

 

地盤も緩んでるし、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。







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